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和書 読書

株式会社家族<感想> ー山田家四人と拾われた動物たちを乗せ、定員二人のトラックは今日も行く。ー

あらすじ

これぞ現代の「幸福論」か!?
尼崎出身のファッションデザイナーが綴る、嘘みたいだけど本当の家族の話。

「お前、いっぺんユニクロ連れてったらなあかんな」――父

―――山田家の(非)日常は、笑いと元気をくれる!


とにかくおめでとう妹。
あなたは父さんにルンペンになるとは一度も予言されたことがなかった。
(オビより)



<出版社より>

母に勧められて何気なく読み始めたこちらの本。作者は尼崎出身のファッションデザイナーで、ファッションブランド「QFD」を立ち上げ、CM、舞台、ファッション誌にも衣装を提供されている方だそうです。

読み始めは「よくある関西ネタか〜」と思っていたのに、出るわ出るわ「え?!そんなことある?!」な出来事が。私も関西出身なんですが、これが関西のリアルだと思われたら関西人のハードルが上がっちゃいます(笑)。

父の手のひらサイズの手帳に書かれたゴルフレッスンメモ、ドライブスルーとは(笑)、天六の地元ネタ、ニコールマンキッド、お姉ちゃんの霊、とかとか。作者のありふれた日常を描いているだけなのになんでこんなにジワジワくるの。そう、ジワジワくるんです。決して爆笑するわけではなくジワジワ。

家族構成も何もかも違うけれども親近感が湧いてくるこのエッセイ。のんびりゆったり読めちゃいます。ほのぼのじんわり笑いたい方おすすめです。

きょうのわんこ

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