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マンガ

【感想】マダムたちのルームシェア(seko koseko)素敵に歳を重ねたい

あらすじ

いくつになっても、女友達は最高!
SNSで大人気!
「私も将来こんなふうになりたい!」の声、続出。

夜更けの花札、お気に入りを持ち寄ってパジャマパーティー、おうちで喫茶店ごっこetc…
マダムたちのルームシェアライフは今日も楽しいことでいっぱい。

描きおろしも充実の40p超え。
Special Episode「晴子さんの決断」「海までドライブするマダムたち」では、
マダムたち3人がルームシェアを始めた頃が描かれます。

<出版社より>

 

学生時代からの仲のいい友人同士。でも趣味も性格も立場も違うマダムたち。沙苗さん・栞さん・晴子さん、3人のルームシェア生活を描いたコミック。もともとはX(旧Twitter)でアップされていたようだが、そちらは存じ上げなかった。が、突如おすすめに上がってきたのでついつい気になってサンプルを読むと一気にハマってしまった。
作者が描くマダムたちはみんなオシャレに見えるけれど、自然体で描かれていて、自由気ままに無理なく、でもリスペクトも忘れずに。「いつか歳をとって一人になった時にこうやって暮らしたいなぁ」と本作を読んだ読者の大半が思うのではないだろうか。
「私だったら誰と暮らしたいかな?」「でもその歳になってお互い心地よく暮らせるかな?」「でもやっぱり一人よりは楽しそうでいいよね」などなど。読みながらもついつい自分に置き換えて考えてみたりして、ワクワクしながら一気読みしました。

実際は、歳を重ねて素敵に暮らしたいなら経済的余裕も重要だよね、と個人的には思う。でもやっぱり精神的余裕も欲しいので、3人のマダムたちみたいに暮らすにはバランスが大事だなと改めて考える。欲張りだけど、健康もお金も人間関係も全部大事!
これから必ず訪れるシニア時代。こんなふうに素敵に歳をとれたら最高。全くタイプの違う3人だけど上手く暮らせていけてるのは、やっぱりお互いを尊重し合っているからだろう。言葉で言うと簡単だけども、どんな時でもお互いを尊重ってそれはもう難しいよね。
実際にはやっぱり衝突も出てくるとは思うけど、この作品の中ではそんな不穏な空気を感じることもなく安心して読める。そしてこの人たちを目標にしたいと思える。

理想を掲げるのはいいことだ。こういう人たちに私はなりたい。こんな人生を送りたい。そう思わせてくれる一冊だった。

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