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洋書 読書

THE TAIL OF PETER RABBIT  ピータラビットのおはなし<感想>

あらすじ

日本一有名なうさぎの物語。いたずらっ子のピーターラビットとその仲間たちのお話。

<出版社より>

 

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日本一、いいえ、世界一有名と言っても過言ではないうさぎピーターラビットのおはなし。
ビアトリクス・ポターが文章と挿絵を手掛けた子供向けの絵本で、36もの言語に翻訳されている世界中で愛されているベストセラー作品です。
子供向けとはいってもそのファン層はあまりにも広く、むしろ大人の方が多いんではないでしょうか。かくいう私もピータラビットファンの一人です。グッズを集めるというほどではないですが、可愛らしいイラストが大好きで選択肢があれば選ぶことも多いですね。

とはいえ、実は長年このシリーズを読んだ事がなかったんです。原作を見ると英語だし、読まなくてもイラストを見るだけで癒されるし特に読もうとは思わなかったんですよね。そんなわけでずっとピーターは可愛らしいお利口さんのうさぎだとばかり思っていたんですが、実写版ピータラビットの映画を見てびっくり!すっごいイタズラっ子じゃないですか!そのうえ、ピーターのお父さんの件とかさらりと触れているだけですけど、ちょっと日本の絵本ではあまり考えられないんじゃないでしょうか。
それでもまだこの時点でも原作は読んだ事がなく、映画を見て知ったつもりになってたんです。でも【PETER RABBIT Little Book Park】が近くで開催されていまして、作者やキャラクターについて知る機会があったんですよ。そしたら思った以上にシリーズ刊行されてますし、キャラクターも多い。絵本も広げてみたらポスターやポストカードで見るよりも文章と一緒に見る方が断然魅力的!これは絶対に読むしかない!しかも洋書で!
というわけで今回初めて絵本を手に取りました。

シリーズ1作目は、イタズラ好きのピーターがマグレガーさんの庭でいたずらし、見つかって追われるがなんとか脱出するというお話。
映画で見た時はここのくだりが本当にピーターのいたずらっ子加減を強調してまして、「なんて悪い子なんだ!」という感想を抱いていたんです。
でも実際に絵本を読んでみると確かにイタズラっ子ではあるんですけど悪ガキって感じではないし、途中ピンチの時はかわいそうになって思わず応援しちゃうほどでした。
やっぱり原作って読んでみないとダメですね。今回改めて感じました。

さて、先ほど「洋書で!」と書きましたが対訳版・日英両方で読める本を見つけたので今回はそちらで読んでみることに。
同じページに上下で日本語と英語で書かれているのですが、ページごとにまずは英語だけ読んでみてそれから日本語を読むという順番でトライ。
どれも短い文章なのでところどころ単語を調べつつも読み進めてみたのですが、随分とニュアンスが変わりますね。英語ではそんなことは書いてないのだけども意訳されていたり。自然な日本語になっていたり馴染みやすい訳になっていたりと翻訳の凄さを感じました。
とはいえ、自分で訳してダイレクトに解釈した意味の方が頭に入りやすかったな〜という箇所もあったので、まずはやっぱり自分で読んでみるって大事ですね。翻訳アプリがどれだけ進化しても英語学習者が減らないのはこういうところが魅力的だからかなと思ったりも。
大人の英語学習はもちろんですが、お子さんがいる方は一緒に読むのもいいかも。

楽しみながら英語が学べそうで英語絵本を読むってやっぱりおすすめです。

 

 

きょうのわんにゃん

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