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マンガ

家が好きな人<感想> ”今日もいい日になりますように”

あらすじ

「自分の家が、一番好き。」
今日も今日という日が紡がれる。
楽しかった日も、そうじゃない日も
いつでもここはあたたかく包み込んでくれる。
日常に散らばるたくさんの小さな幸せ。

大人気イラストレーター《井田千秋》が贈る
温かい日常を家と共に描く
オールカラー コミック&イラスト集

【目次】
プロローグ
1軒目 ササさん宅
2軒目 カエさん宅
3軒目 ナナコさん宅
4軒目 ミドリさん宅
5軒目 アキラさん宅
エピローグ

<出版社より>

 

一人暮らしの女性の【おうち時間】を描いた作品。
気にはなっていたんですが、何しろマンガにしてはいいお値段。でも何度も本屋で目にする度に気になって気になって。結局「自分の家が、一番好き。」この言葉に惹かれてお買い上げ。
マンガというよりは大人の絵本・イラスト集的な雰囲気がありますね。セピアっぽい配色に穏やかな絵柄。それだけでほっこりしてくる感じです。
作者もあとがきで「不動産屋のチラシの間取り図に、家具を描き入れて遊ぶ子供でした。」とおっしゃられてましたが、私もまさにそんな感じでした。
絵心がないので描き入れはしませんでしたが、部屋のレイアウトを空想しては理想の部屋を作り上げてましたね。今でも不動産広告が大好きです。

食べるのが大好きなササさん宅には賑やかな食器や実家から持ってきたやかん、折りたたみテーブルと椅子。台所が充実しています。
炬燵があって押し入れをベッド代わりにしているカエさん宅。
ナナコさん宅は好きな映画みたいに可愛いもので取り囲まれた非日常的な空間。
作家のミドリさん宅は書籍がたくさんで書斎は人に見せないので散らかり放題。
今日からひとり暮らしを始めるアキラさん宅にはまだあんまり物がない。これから揃えていく楽しみでワクワクする。

この間取りなら私だったら家具をこう置くかな〜、食器は賑やかじゃなくて落ち着いたもので、炬燵は魅力的だけど場所を取るからやっぱりテーブルで…。もう読みながら空想が止まりませんでした。
【おうち時間】が大好きな人にはたまらない作品です。

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